バク転・バック転のやり方教えます

1 : 練習を始める前に

2 : 後ろへ体を勢いよく倒す

3 : 体を伸ばして後ろへ跳ぶ

4 : 首を返して着手する

5 : 倒立姿勢を経過して着地する

6 : まとめ

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バク転のコツ - これは間違い?







バク転ができるようになるためのコツとして、次のようなことがよく言われます。

「椅子にすわるような体勢から 後方ななめ上45度の角度に跳んで、体をできる限り反り返す …

人それぞれ感覚が違うので一概には言えないのですが、私個人としては、これは間違いだと思います。

一度 実際に、椅子にすわるような体勢から後方ななめ上45度の角度に跳んでみて下さい。

相当、高い位置に向かって跳んでいるような気がすると思います。

この45度の角度に跳んで、さらに体をおもいっきり反らせてしまっては、バク転の前半ばかりが大きくなって、後半が失速してしまいます。

どういうことかというと、野球で打者の打った打球を例に説明してみます。







当たりそこねて高く上がり、大きな放物線を描いた打球は、地面に落ちた後、勢いはなくなり小さく跳ね返ります。

逆に、快心の当たりで打ち返されたライナーの打球は、鋭い角度で地面に叩きつけられ、その後も勢いを保ったまま転がり続けます。

( 図-8 )
図-8

これをバク転に当てはめてみると、打球の高さ = 跳び上がった角度、放物線の大きさ = 体の反りぐあいになります。

バク転の全体の大きさを [ 10 ] とした時、床を蹴って着手まで ( 前半 ) に [ 7 ] の大きさを使ってしまえば、着手の後のあふりから着地まで ( 後半 ) は [ 3 ] の大きさになってしまいます。

前半を [ 5 ] の大きさでこなせば、後半も [ 5 ] の大きさを保つことができます。 この [ 5:5 ] のバランスが最も理想的だと思います。

熟練者の連続バク転を見れば、よくわかると思います。 前半と後半の大きさのバランスがとれていて、勢いが保たれ続けています。 凹凸のない、きれいでスムーズな連続バク転です。

バク転は鋭い角度で着手して、必要以上に反り返る必要はありません。 後ろへの勢いを保ち続ける、これが大切です。







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・ おまけ - 体操競技の歴史について

・ あとがき




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